原水禁大会パンフ
2002年大会パンフ

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  核兵器研究に手をかす
  メガネのHOYA

新型核の項で見たとおり、米国は「新型核弾頭概念チームを再設置」し、「次の世代の核兵器設計者及び技術者を訓練し」、「必要に応じて新しい核弾頭を設計、開発し」「地下実験を再開する準備態勢を維持」しようとしています。この米国の水爆研究施設に主要部品を納入している日本の企業があります。「メガネのHOYA」で知られる、あの光学ガラス最大手のHOYAです。実際の製造・納入をしているのは米国現地法人ですが、本社の指示に従ってのことです。様々な反核・被爆者団体の他、広島・長崎の両市長もこのような暴挙に抗議していますが、HOYAはこれを無視して納入をつづけています。
 問題の施設は、サンフランシスコの近くに建設中の国立点火施設(NIF)という施設で、レーザーのエネルギーを使って、水爆の爆発現象(核融合)を小規模で再現しようというものです。HOYAが納入しているのは、レーザー増幅用の特殊ガラスで、施設の中核的部品です。同社は、NIFに必要となる約三五〇〇枚のガラスのうちの半分を数年かけて納入する計画です。残りの半分は、ドイツの会社の米国子会社ショット・グラス・テクノロジー社が提供します。これら二社は、フランスに建設中の同様の水爆研究施設メガジュールにもレーザーガラスを提供します。
原水禁も参加する「HOYAは核兵器に手をかすな!実行委員会」では、四月に三〇万を超える納入即時中止要求の署名をHOYAの鈴木社長に届けましたが、その後も同社の核兵器研究協力の態度は全く変わっていません。政府も傍観を決め込んだままです。

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