■8月2日、5日、8日 原水禁国際会議のご案内

今年の原水禁国際会議は下記のような予定で横浜、広島、長崎と三カ所となります。
それぞれテーマ別に、アメリカの核戦略や印・パの緊張などの核兵器情況、隠されてきたフランスの核実験被害者の問題、再生可能エネルギーによる脱原子力政策、とそれぞれの議題に集中、会場は分散しての開催です。是非お誘い合わせの上ご参加くださるようお願いします。
原水禁世界大会の4日から9日まで開かれる広島、長崎での様々な催しもあわせてよろしく。(スケジュール )
■申込み・お問い合わせ:原水爆禁止日本国民会議
TEL:03-5289-8224 FAX:03-5289-8223 gensuikin@jca.apc.org
○同時通訳用レシーバーの数が限られておりますので、できるだけ予約をお願いします。
原水禁世界大会 国際会議について
●プログラム
8月2日の国際会議案(横浜)
□日 時 : 8月2日 参加費1000円(日・英同時通訳付き)
8月2日 10:00〜17:00 (18:00から、歓迎レセプション)
□会 場 : 横浜シンポジア(山下公園、県民ホールそば)
〒231-0023 横浜市中区山下町2 産業貿易センタービル9階
045-671-7151 FAX:045-671-7187 地図
タイトル未定
10:00
挨拶、議長(小笠原公子、市川定夫)
基調−
10:40-11:10 ケビン・マーチン ブッシュ政権の核戦略−−9/11後の米国の運動状況
11:10-11:40 ヨーロッパから見たブッシュ戦略−−運動の反応
11:40-12:10 黒澤満 多国間交渉の状況−日本政府の対応
12:10-13:00 質疑・討議
13:00-13:45 昼食
13:45-14:20 印・パビデオ上映
14:20-14:50 アチン・バナイク 印パの核状況
14:50-15:20 質疑応答
15:20-15:35 コーヒーブレーク
15:35-16:05 石坂浩一 東アジアの状況
16:05-17:00 討論
ヒロシマ国際会議案
日 時 :8月5日(月)10:00〜17:00 (日仏同時通訳付き)
会 場 : ワークピア広島4F 広島市南区金屋町1-17 (082-261-8131)
8月5日 10:00−17:00
司会・コーディネイト 真下俊樹、ブリュノ・バリオ
10:00- 開会
-10:20 趣旨説明他
10:20-10:30 長崎 奥村英二 タヒチ集会参加についてのお礼
10:30-10:50 広島被爆者 歓迎・連帯挨拶 + 自身の経験
10:50-11:20 ブリュノ・バリオ フランス核実験の残したもの−−概観
11:20-11:35 質疑
11:35-12:05 ジャン・ルイ・バラックス フランス兵士の経験
12:05-12:20 質疑
12:20-13:10 昼食
13:10-13:40 モハメッド・ベンジェッバール アルジェリア人の経験
13:40-13:55 質疑
13:55-14:15 ロラン・オルダム タヒチの経験概観
14:15-14:25 質疑
14:25-14:45 レイモン・タハ 実験場労働者の経験
14:45-14:55 質疑
14:55-15:15 エチエンヌ・テフム ツレイア島住民の経験
15:15-15:25 質疑
15:25-15:40 休憩
15:40-16:00 宮崎安男 被爆者の闘いと勝ち得たもの−−連帯
16:00-16:10 質疑
16:00-16:15 米国補償法概観 ボブ・アルバレスが用意しているものの要約
16:15- フランス政府に対する要求声明採択。
ナガサキ国際会議概要
原子力政策の転換へ向けて―ヨーロッパから学ぶ脱原発社会への道すじ
日 時 :8月8日(木)10:00〜15:00 (日英同時通訳付き)
会 場 :長崎県町村会館6F 長崎市栄町4-9
(095-827-5511)
藤井石根(司会)、都筑健、大林ミカ、エド・スメロフ、ステファン・ネフ
国際会議 海外ゲストのプロフィール
- アチン・バナイク Achin Vanaik
ジャーナリスト、インドの反核市民団体「インド核軍縮運動(MIND)」、2001年11月ニューデリーで設立されたインドで初めての全国的反核組織「核軍縮と平和のための全国連合(NCNDP)」の中心メンバー。(55歳)51('96),54周年大会('99)にも参加。
印パの平和運動の共同声明を出した一人。
2000年、プラフル・ビドワイとともに「ショーン・マックブライド国際平和賞」を受賞。核軍縮に関するものなど著書多数。
1990年12月まで12年間、タイムズ・オブ・インディア(ボンベイ)に副編集者として勤務。ゴーシュ委員会のメンバー(成人の完全識字を目的とする国家プロジェクトのナショナル・リテラシー・ミッション(NLM)を独自に評価するためインド政府が設立した6人の専門家グループ)、ネルー記念博物館・図書館の現代研究センターに研究員を歴任、現在ジャミア・ミリア・イスラム大学の政治学部・第三世界研究所の客員教授。
1987年より、オランダのトランスナショナル研究所(TNI。グローバルな富の不平等や開発の問題を研究する国際団体。他にスーザン・ジョージやロンドン経済大学のフレッド・ホリデイ教授など)の研究員。
- ケビン・マーティン Kevin Martin
ピース・アクション代表
シカゴで10年間イリノイ・ピース・アクションの代表として活躍した後、2001年8月まで「核兵器廃絶プロジェクト」の代表を2年間務めた。同プロジェクトは「第4フリーダム・フォーラム」が創設し、ピース・アクション、「PSR
(社会的責任のための医師の会)」、「新しい方向を求める女性のアクション」など、様々な平和団体が協賛する全国的組織である。
1984年にペンシルベニア州立大学を卒業し、国際政治学の修士号を取得。卒業後、ワシントン、ボストン、ピッツバーグで平和運動家として活動を始めた。
ピースアクションは全米最大の平和・軍縮運動団体で、全米に百以上の支部があり、76,000人の会員を持つ。1957年に「セイン」(SANE:(まっとうな)核政策委員会) として誕生、さらに87年に「フリーズ」(核兵器凍結キャンペーン、1980年より活動)という草の根グループと統合、93年からピースアクションの名前を使っている。
例年、原水禁世界大会への参加、日本からのヒバクシャ・活動家の受け入れなど、原水禁との関わりもふかい。
- フランス核実験関係
- ローラン・オルダム Roland Oldham
仏領ポリネシアのフランス核実験被害者団体「モルロア・エ・タトゥ協会」(2001年7月4日設立)会長。(52歳)英語も可。
98年ビキニ・デー集会、54周年原水禁大会('99)、56周年大会にも参加
長年にわたり核実験反対運動を推進。その一環として、国際的な場で仏領ポリネシアのNGO「ヒチタウ」を代表して発言してきた。また、労働組合の幹部として、最も不安定な身分の労働者の支援にも取り組んできた。仏領ポリネシアの行政機関である「ポリネシア住宅局」で、とくに低所得者向け公共住宅担当の職にあるが、「ヒチタウ」での活動を理由に当局から様ざまな嫌がらせを受けている。
- ジャン‐ルイ・ヴァラックス Jean-Louis Valatx
「フランス核実験退役軍人協会」(AVEN,2001年7月9日に設立)会長。
医学博士。フランス軍で医学を修める。1966年、軍医として、サハラ砂漠イネケールで行われた最後の地下核実験に参加。会の中で会員の核実験退役軍人の健康調査を行っている。国際的なNGOの国際友和会(International Fellowship of Reconciliation本部:オランダ)フランス支部の会員でもある。
- ブリュノ・バリオ Bruno Barrillot
「フランス核兵器監視協会」(リヨンに事務所を置く「平和・紛争研究資料センター(CDRPC)」の一部局)代表。(62歳)52周年原水禁大会('97)にも参加
ジャーナリストとして活躍する傍ら、核兵器、軍備、武器輸出、核廃棄物など、市民の立場からフランスの軍事に関する徹底した調査を行い、数々の重要な問題を明らかにする多数の著作を発表してきた。そのいくつかはフランス国会での論議を巻き起こしている。「モルロア・エ・タトゥ協会」、「フランス核実験退役軍人協会」設立の陰の立て役者でもある。2002年1月にパリで設立された「パリ核実験国際ネットワーク」の事務局も勤める。
- レイモン・タハ Raymond Taha
「モルロア・エ・タトゥ協会」理事。(53歳)
1970〜72年にモルロア核実験場で警備員として勤務。1994年、白血病と診断され、治療のため渡仏し、2年間滞仏。その後、タヒチに帰国したが、白血病を再発した。フランス太平洋核実験センターは、職業病認定を拒否している。1999年に早期退職となる。日本のテレビ局やフランス国営テレビ「フランス2」のルポルタージュ番組にも参加している。
- エチエンヌ・テフム Etienne Tehumu
フランス核実験場の近くの島、ツレイアの住民。核実験の行われていた1967年の生まれ、35歳。昨年父親をガンで亡くす。現在ツレイア島で警察官として働いている。
- モハメッド・ベンジェッバール Mohamed Bendjebbar
元アルジェリア国軍工兵隊将校。(64歳)
1967年、フランス軍がサハラ砂漠の核実験場を撤収した後、工兵部隊を引き連れてレガヌ元核実験場の管理に従事し、残された機材の回収作業に参加した。1971年以降、みずから様ざまな健康障害に苦しんでいるほか、小頭症の子を持つ。レガヌで共に軍務に服した元兵士の多くがすでに死去しているか、さもなくば健康障害に苦しんでいる。とくにフランス核実験の撤収後の問題について、貴重な証言を行っている。
- 脱原発・再生可能エネルギー関係
- エド・スメロフ Ed Smeloff
サンフランシスコ公益事業委員会、電力政策部門の副ジェネラル・マネージャー、サンフランシスコ市長のエネルギー政策顧問。以前は、ニューヨーク州立大学ペース校のペース・エネルギー・プロジェクト事務所。
サクラメント電力区域(SMUD)社長であった時に、ランチョセコ原子力発電所の閉鎖を問う住民投票を積極的に推進、この住民投票により、SMUD電力供給地域に原発に代わって3Mwの太陽光発電、900Mw以上のエネルギー効率向上と省エネプログラムを導入。著書に「電力事業の転換: 競争、市民運動、クリーン・パワー」など。