原水禁大会
2003.7.18 

核も戦争もない平和な21世紀に
 被爆58周年原水爆禁止世界大会 ひろば

広島・長崎・東海村を結んで 
ヒバクを許さない集い―Part4

報告・問題提起


劣化ウラン弾被害の実態調査報告

核兵器廃絶をめざすヒロシマの会
森滝 春子

イラク戦争で、先制攻撃の名の下に、無差別大量殺戮の兵器が大量に使用され、多数の住民が犠牲になりました。不発弾は地雷と化し被害を増大させています。湾岸戦争やコソボ紛争等で住民や帰還兵士に被害を出している「劣化ウラン弾」がイラク戦争で更に大量に使用されました。アメリカの一方的な軍事力の下で、核兵器が先制攻撃に使用される危険性が高まっており、イラク戦争では核兵器の使用が検討され、小型核兵器の開発研究や核実験再開の準備などが進められています。これらを阻止することとあわせて、無差別大量殺戮兵器の開発・製造・使用を禁止することが緊急に必要となっています。森滝春子さんからイラクでの調査などの報告を受け、どのように運動を作っていくのか、議論しましょう。

臨界事故・健康補償裁判の支援を訴える

臨界事故被害者の会
大泉 昭一

臨界事故の現場から130メートルの近距離でヒバクした大泉夫妻は、その後体調を崩し、汗の結晶である自動車部品工場も閉鎖に追い込まれました。夫妻は周辺住民と協力して「臨界事故被害者の会」を結成し、事故を起こしたJCOに対して誠実な回答を求めて事故後3年間粘り強く交渉してきました。住民の健康被害に対する補償を拒否し続けたJCOを相手に2002年9月、健康被害その他に対する補償を要求する裁判を起こしました。この裁判は、「臨界事故による健康への影響は検出されない」とする国の見解に真っ向から対決するものです。また、様々な理由で裁判に加われなかった多くの住民の声を代表する裁判でもあるのです。大泉昭一さんの報告を受け、裁判支援、地元での運動拡大、全国署名の拡大などこの1年間の総括と今後の取り組みを議論しましょう。

未だ補償されない世界のヒバクシャ

原発はごめんだヒロシマ市民の会
木原 省治

世界にはヒバクさせられ、未だ補償されずに放置されている数多くの人々がいます。核実験場周辺および風下住民、実験に参加した兵士。核兵器生産施設の労働者と周辺住民。原発事故による広範囲の被曝住民。ウラン採掘から廃棄物処分にいたる原発・核サイクル施設の労働者と周辺住民。などなど。絶えずこの人々と連帯することが、2度と再びヒバクシャを生み出さない運動の世界的な規模の広がりに欠かせません。世界の各地でヒバクシャと交流を重ねてきた木原省治さんの報告を受け議論しましょう。

福島原発被曝労働の実態と労災認定

福島県双葉地方原発反対同盟
石丸 小四郎

福島県双葉地方原発反対同盟は30年前から先進的に原発ヒバク労働者の実態調査、「駆け込み寺」による相談活動などを通して、被曝労働の存在、ピンハネや差別構造などの原発労働者の訴えを明らかにするとともに、白血病に対する労災認定を勝ち取ってきました。現地で長年中心となって戦ってきた石丸小四郎さんから、原発労働者の遺族の声をまじえ、原発労働体制の問題点、離職して17年後に多発性骨髄腫で苦しんでいる元原発労働者が現在申請中の労災の問題について、報告を受けます。


 連絡先:
東日本:反原子力茨城共同行動 〒310−0911 水戸市見和2−255−5−103 根本がん 方 Tel/Fax O29−253−1433
西日本:ヒバク反対キャンペーン 署名担当 〒666−0115 川西市向陽台1−2−15 建部邁 Tel/Fax O727−92−4628 Email: noboru2@nyc.odn.ne.jp