出版物原水禁ニュース
2003.1号 

《インタビュー》 2003年に向けて

福山事務局長に聞く

──原水禁の事務局長に就任されてから半年以上が過ぎました。現在の感想を聞かせて下さい。

 原水禁、平和フォーラムの事務局長として、超多忙な日々を送ってきて、あっという間に半年が過ぎました。
 私が事務局長に就任した頃に、日本の核武装を肯定する安部・福田発言があり、米の未臨界核実験も連続しました。原水禁大会もあり、いまは米国がいつイラクへ攻撃をかけるかという緊迫した状況にあります。しかし原水禁はこうした状況に十分応えているとはいえません。

──どう改善していこうと考えていますか

 さまざまな課題があるなかで、原水禁中央として情報の収集、発信、さらに的確な運動の提起ができるようにしていきたいと考えます。これまでは当面する課題に対応するのに精一杯でした。もう一歩踏み出して、将来を展望した運動提起が必要だと思います。
 ニュースやホームページなども抜本的な改革が必要ですね。とくにホームページは大幅に改善しなければなりません
 いま運動には閉塞感が強まっていると思います。不況も関係しているでしょう。小泉内閣に対して野党も市民運動も十分に反撃できていません。みんなどういう形で運動を進めていくか模索している状態です。こういうときだからこそ、核廃絶へむけた運動の戦略、脱原発社会にむけた戦略が求められると思います。
 原水禁は、戦後の反核運動を引っ張ってきたという自覚をもつこと。野党に対しても影響力をもたねばなりません。また原水禁運動に関わる人たちがだんだん高齢化していて、どう若返らせるかも大きな課題です。脱原発の市民運動には結構若い人たちが参加していますから。