出版物原水禁ニュース
2003.12号 

’03もんじゅを廃炉へ!
全国集会 in TSURUGA

■日時:12月6日(土)
□再開反対現地抗議集会

 敦賀市白木海岸
10:50〜11:50 ☆もんじゅ廃炉の決意アピールと再開抗議/☆声明採択/☆もんじゅゲート前抗議

□もんじゅ廃炉全国集会

敦賀勤労福祉センター(敦賀市三島2-1-6)
13:30〜15:30 講演「国上告理由への反論」吉村悟弁護士(もんじゅ訴訟弁護団)/新作ビデオ上映『「もんじゅ」──明かされた真実』/☆会場からの意見 ☆アピール

□市民へのアピール市中行進

15:30〜16:00 JR敦賀駅解散

■主催:03もんじゅを廃炉へ!全国集会実行委員会

福井市宝永2-1-8 TEL/FAX 0776-25-7784

■呼びかけ:原発反対福井県民会議・原水禁・原子力資料情報室・ストップ・ザ・もんじゅ

◎原水禁脱原発活動者交流討論会

日時:12月7日(月)9:00〜12:00
会場:サンピア敦賀
※参加の問い合わせは原水禁本部まで


【原水禁短信】

□ 米・ピース・アクション、学生ネットワーク(SPAN)のイベントにヒバクシャ山科和子さん(82歳)が参加

 米国最大の草の根平和クループピース・アクションの学生ネットワークSPANが、11月に「ピースフル・トゥモローズ」(9.11テロで亡くなった遺族らで組織され、報復戦争に反対しているグループ)や「平和のための退役軍人の会」などと共同で開催する集会やイベントに、原水禁を代表して長崎でヒバクした山科和子さん(大阪市在住、82歳)が参加しています。
 山科さんは11月9日に渡米、10日のニュージャージーでのモンクレア高校生の集会に参加するのを皮切りに、11日、フィラデルフィアのベテランズ・デーのイベント、12日、ロングアイランドのPOB−JFK高校の集会、13日、メリーランド、タウソン大学の集会、17日、ワシントンDCのアメリカン大学の集会、18日、ワシントンDCのジョージタウン大学の集会等に参加して、20日に帰国予定です。また通訳として、松山市に在住の阿部純子さんが同行しています。(参考)
 ピース・アクションの学生グループ・SPANは、昨年も10月30日から11月6日にかけて全米各地でピースフル・トゥモローズとの共同の集会を開催しています。(1) (2) このときは広島のヒバクシャ・池田精子さん(通訳・吉田美香さん)が参加しました。

□ エノラ・ゲイ号(広島に原爆投下した爆撃機)の一般公開 に批判の声、原水禁も抗議の代表派遣

 広島に原爆を投下したB29爆撃機エノラ・ゲイ号は01年から復元作業が行われていましたが、今年8月に作業が終了。米ワシントン郊外に新しく建設されたスミソニアン航空宇宙博物館・別館で12月15日より一般公開されることになりましたが、この展示は「死傷者数や歴史的経過に触れていない」として、展示方法の変更などを求める、米国の科学者ら約150人が署名した声明文が発表されました。
声明には原水禁の世界大会にも参加したダニエル・エルズバーグ氏やケビン・マーティン氏やノーベル平和賞受賞のジョゼフ・ロートフラッド氏などが署名しています。
 エノラ・ゲイは1960年に解体されましたが、胴体やエンジンなど機体の一部が95年からワシントンのスミソニアン博物館で特別展示されました。しかし投下をめぐる歴史論争が起こる一方、展示が原爆の悲惨さを強調しすぎるとして、米国の退役軍人団体などが批判し、当時の館長が辞任に追い込まれる一方、歴史資料などの展示が縮小され、問題になりました。
 今回の展示は「最初の原子兵器を広島に落とした」などの簡単な説明だけで、人的被害などには一切触れていません。
 原水禁では広島原水禁と共同でヒバクシャやヒバク二世の派遣を計画し、米国の平和団体と連携した行動を予定しています。一方、日本被団協でも抗議団を送る予定です。

□ 再処理費用の総額19兆円、電事連試算

 再処理費を入れれば、原発の電気は一番高くなる
 電気事業連合会(電事連)は、11月11日に開催された総合資源エネルギー調査会(経済産業相の諮問機関)の小委員会で、使用済み核燃料の再処理費用の総額が「18兆9千億円」程度になることを明らかにしました。
 原発の発電コストは99年に通産省(現・経済産業省)の審議会の試算で「5.9円」とされ、天然ガスの「6.4円」、石炭の「6.5円」に比較して安いとされてきましたが、再処理費用を含めれば7円台になります(これについては改めて詳細な報告を掲載します)。
〈11月11日付「朝日新聞」夕刊〉


【編集後記】

●11月9日に投開票された衆議院選で、残念ながら小泉連立政権の継続が決まりました。次の最大課題は憲法問題です。気を引き締めましょう。
●82歳のヒバクシャ・山科さんがアメリカ・ツアーへ行っている一方で、「高校生1万人署名活動ー高校生パワーが世界を変える」が出版されました(長崎新聞社 紹介ページ)。山科さん、高校生、双方の活動とも感動的で元気が出ます。運動は引き継がれているのです。