出版物原水禁ニュース
2004.01号 

東電・東通原発、第一次公開ヒアリング抗議行動

青森県平和推進労組会議・反核実行委員会

 11月19日、経済産業省は東京電力が計画している青森県下北郡東通(ひがしどおり)村に建設予定の「東通原発1・2号機」について、国の電源開発基本計画への組み入れのための「第一次公開ヒアリング」を実施しました。
 東通原発は東北電力、東京電力がそれぞれ2基の原発を建設しようとしていて、すでに東北電力は沸騰水型軽水炉1基(110万KW)を建設中です(98年12月着工、05年7月運転予定)。
 東京電力は改良型沸騰水型軽水炉(ABWR)2機(138.5万KWで、MOX燃料での運転を想定して設計)を建設予定で、05年に着工、1号機は2011年に運転開始、2号機は11年以降の運転開始を目標としています。
 東北電力も後の1基はABWR型を予定していて、東通原発がすべて完成すると原発の一大基地となるだけでなく、プルサーマルでも最大立地となる恐れがあります。しかし電力需要が低迷するなかで、このような大型原発が必要なのかという声は県民のなかに強く、今夏、東電の事故隠しでほとんどの原発が運転停止になったにもかかわらず、停電は起きなかったという事実がそのことを証明しています。東通原発ヒアリング抗議行動
 青森県反核実行委員会は、公開ヒアリング開催抗議と東通原発の建設中止を求めて、19日8時から会場の東通村体育館前で抗議集会を展開しました。集会には青森県内各地から約70人が参加しました。
 抗議集会では、青森県反核実行委員会の今村修実行委員長と平和労組会議の奈良岡事務局長が「電力自由化で東京電力は原発新設の意欲を失っている」「この度の公開ヒアリングは税金の無駄遣いである」「再処理をストップさせ、今後とも脱原発・脱プルトニウムの闘いを強めよう」等と挨拶しました。