出版物原水禁ニュース
2006.4 号 

シンポジウム・ビデオ上映・展示で語る

チェルノブイリ原発事故20年

なにが起きたか、なにが続いているのか

日時:2006年4月16日(日)13:00開場 13:30開演〜17:00 

場所:国立オリンピック記念青少年総合センター(小田急線参宮橋駅下車7分、地下鉄代々木公園駅下車10分)

講演:ユーリー・シチェルバク(医師・作家、ウクライナ最高会議議長顧問、「チェルノブイリからの証言」著者

シンポジウム:今中哲二さん(京都大教員)、広河隆一さん(フォトジャーナリスト)、振津かつみさん(医師)

ウクライナ生まれのオクサーナ・ステパニュックさんによる バンドゥーラと歌のミニコンサート「チェルノブイリへの想い」

ビデオ上映10:00〜13:00(入場無料)「The Sacrifice(犠牲者)−事故処理作業者の知られざる現実」(25分)など

展示コーナー13:00〜18:00(入場無料)事故の概要や被害の状況、救援の取り組みなど

詳しくは:原子力資料情報室 東京都中野区東中野1-58-15 3F tel 03-5330-9520


【新刊紹介】

核の軛―英国はなぜ核燃料再処理から逃れられなかったのか

核の軛―英国はなぜ核燃料再処理から逃れられなかったのか

七つ森書館 (2006/02) ─ たちよみ

著者:ウィリアム・ウォーカー(William Walker) 英国・サセックス大学科学政策研究ユニット(SPRU)研究部長を経て、現在、セント・アンドリューズ大学国際関係学部長。

訳者:鈴木真奈美 英語・中国語の翻訳・通訳者。共訳書に「放射線の人体への影響」(中央洋書)、著書に「プルトニウム=不良債権」(三一書房)などがある。

内容:かつて、「日本の工場」と呼ばれた英国核燃料再処理工場THORP。誰もがその不当性を認めるようになってからもなお、延々と生き長らえたのはなぜか。英国の原子力政策の誤謬が招いた災難の原因をさぐることで、10兆円を超える六ヶ所再処理プロジェクトと日本の原子力政策、ひいては公共政策のあり方を問う、公共政策現代史。

六ヶ所再処理工場のアクティブ試験は、3〜4月にも開始されようとしている。いま、改めて「核燃料再処理プロジェクト」を評価することが必要であり、本書を出版の意義がある。

《目 次》

1 はじめに‐コミットするのか、見直すのか/2 THORPの端緒─ 60年代から80年代まで/3 外国との関係─ ドイツ、日本、米国、フランス/4 英国の国内事情/5 THORPの認可をめぐる紛糾/6 政府内評価/7 THORP反対運動の蹉跌/8 終盤戦─ 国会、認可、そして司法審査/9 最終幕─ 1994年から1999年/10 悪弊、原因、改善/11 THORPの行く末