出版物原水禁ニュース
2006.11 

Japan Congress against A- and H-Bombs

原水禁ニュース

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印刷版は平和フォーラムのニュース・ペーパーと合冊になりました。当サイトには原水禁関連部分を掲載。

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地上で飢餓、地下で核
カット: 橋本 勝 核のキーワード図鑑
11月号イラスト

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東北アジアに非核・平和の確立を

北朝鮮の核実験を許さない

朝鮮民主主義人民共和国(以下北朝鮮と表記)は、10月9日、核実験を実施したと発表しました。周辺各国、国連、世界、私たち平和運動団体に大きな衝撃をもたらしました。とりわけ日本はこの核実験を巡って、社会全体が揺れています。安倍自公政権はブッシュ政権と連携を取りながら、北朝鮮に対する「経済制裁と軍事的脅迫の強化」によって、解決を目指しています。また早速この事件を自ら権力基盤の強化と教育基本法、共謀罪新設法、国民投票法案等継続審議になっている与野党対決法案の強行採決に利用しようとしています。そうした戦略では、事態は打開できません。対話と協議の中でしか東北アジアでの非核・平和は前進しません。

原水爆禁止日本国民会議・平和フォーラムは、「すべての国の核実験・核兵器の保有」に反対してきました。今回の核実験に対して、北朝鮮の言い分はいろいろと あると思います。ブッシュの「核攻撃も含む先制攻撃戦略」に基づく軍事的圧力の強化、日本の軍事大国化路線の進展、などなどいくつかの理由があります。しかし、いかなる理由があれ、私たちは、北朝鮮政府による「核実験、核兵器の保有」は容認できません。直ちに、無条件で6ヵ国協議の場に復帰し、日朝ピョンヤン宣言、6ヵ国声明を基本にNPT体制に復帰することを強く求めます。

在朝被爆者の支援を

今回の事態は本当に残念です。原水禁は、北朝鮮の「原子爆弾被害者協会の調査」によっても1,200人以上いると報告されている北朝鮮在住の被爆者の支援のための訪朝団を10月4日派遣する予定でした。しかし北朝鮮外務省の「核実験実施」声明への抗議のため、訪朝を延期しました。在外被爆者に対する政府による援護措置は、当事者と支援者の闘いによって、一定前進してきましたが、北朝鮮在住被爆者には日本政府による何の援護もありません。被爆61年です。緊急の支援が求められています。原水禁はもう一度在朝被爆者の支援のための努力を強化する決意です。

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