出版物原水禁ニュース
2006.12 

Japan Congress against A- and H-Bombs

原水禁ニュース

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印刷版は平和フォーラムのニュース・ペーパーと合冊になりました。当サイトには原水禁関連部分を掲載。

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核を肯定しての核論議の愚かさよ
カット: 橋本 勝 核のキーワード図鑑
12月号表紙イラスト

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枠組みが変わる、変えよう。

現在は、教育基本法改悪反対運動の真っ只中にあります。日教組も平和フォーラムも、市民団体も、野党も全力で奮闘しています。団結した力でなんとしても、廃案をめざしてがんばりあいたいと思います。次から次へと噴出する自公政権の教育行政の矛盾をほったらかしにして、「愛国心を強制するような」教育基本法の改悪に走ることは許されません。いじめや自死問題、不登校、未就学、受験体制、学級崩壊、受験体制、経済力による教育差別、必修科目の未履修、やらせ質問、等々の問題が噴出しています。まずこうした課題の解決から、はじめるべきです。

 そうした中で、政治の枠組みを変える可能性をもつ二つの出来事がありました。ひとつは、10月13日「連合・民主党の共同宣言」であり。11月8日「アメリカ中間選挙におけるブッシュ政権の敗北」です。

連合民主党の共同宣言

共同宣言は、「1.思いをひとつに、2.私たちがともに生きる社会とは、3.岐路にある日本、4.政権交代に向けて」の4項目からとなっています。重要なことは、連合が政権交代をめざして、自公政権との対決を明確にしたことです。これは民主党の前原代表時代とは違い、双方が連携強化を求めて、一歩踏み出した結果です。私たちは、高く評価したいと思います。もちろん民主党と連合だけでは、政権交代は展望できません。野党の連携が必須です。とりわけ民主党、社民党の連携が必須です。社民党と連合との連携も必須です。そうした連携を市民や市民団体、平和フォーラム、労働団体などなど、自公路線に対決をしてきたすべての勢力が総結集することが求められています。

そして自公政権の政策転換と政権交代めざして、今 臨時国会、来年の通常国会、自治体選挙、参議院選挙と対決を強める必要があります。

森元首相が、「参議院選挙の焦点は、自治労と日教組を壊滅すること」と公言しているインタビュー記事が、10月31日の産経新聞に掲載・報道されました。憲法に保障されている「集会結社の自由、団結権の保障」をないがしろにするこうした発言がまかり通る時代です。このままでは自公政権は、労働運動全体に対して、介入と「弾圧」を加えてきます。権利は闘いの中で作られてきたものだという事実をもう一度噛み締めて、がんばる決意を固めあいたいと思います。

ブッシュの敗北

 11月8日、アメリカの中間選挙で画期的な結果が出ました。選挙の結果は、上院、下院とも民主党の圧勝であり、民主党が議会では多数派になりました。ブッシュの政策を支持し、アフガン、イラク侵略戦争を推進してきた共和党に対して、アメリカの選挙民は「ノー」を突きつけました。そしてアフガン・イラク侵略戦争を推進したラムズフェルド国防長官は更迭されました。もちろん彼を更迭したぐらいで、ブッシュがアフガンで、イラクで犯した「大罪」の責任は免れません。イラク政府の保健相の発言でも「イラク戦争で15万人以上のイラク人が死亡し、50万人以上が怪我をした」となっています。また自然やインフラの破壊もすさまじいものです。「アルカイダ」も「大量破壊兵器」も関係なかったにもかかわらず、こうした米政府の蛮行は絶対に許されるものではありません。しかし、選挙の結果は、ブッシュ一辺倒で、イラク戦争を支持し、自衛隊まで派兵した自公政権に確実に打撃を与えることになります。アメリカの選挙結果、アメリカ市民の賢明な判断を背景に、私たちは、戦争できる国をめざして「暴走」続ける自公政権との闘いを強化しましょう。米軍再編成と対決しましょう。

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