出版物原水禁ニュース
2007.3 

Japan Congress against A- and H-Bombs

原水禁ニュース

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印刷版は平和フォーラムのニュース・ペーパーと合冊になりました。当サイトには原水禁関連部分を掲載。

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女は産む機械、男は戦う機械
カット: 橋本 勝 核のキーワード図鑑
3月号表紙イラスト

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ナビ

さあがんばろう

二つのあいさつ

日教組の第56次教育研究集会が2月10日から大分で開催されました。日教組は、昨秋教育基本法改悪反対闘争で「非常事態宣言」を発しながら、闘い抜きました。日教組にとっては、組織の総力を上げての闘いでした。平和フォーラムも日教組に連帯して、構成組織を上げて全力で闘ったつもりです。闘いの輪も市民団体、平和団体へと大きく拡大し、野党もがんばりました。各種世論調査においても、「国民」の多数は「慎重審議」でした。「やらせ問題」など暴露されました。情勢は、私たちにとって、有利に展開していました。しかし結果として、時代、2006年秋の限界として、「自公政権による改悪を阻止すること」はできませんでした。私たちは、自公政権の暴挙に対して、抗議をすると同時に無念の思いをかみ締めました。

そうした経過を踏まえての教育研究集会でしたので、特別の思いで参加させていただきました。森越委員長は「ひとりはみんなのために。みんなはひとりのために」と同時に、「教育基本法改悪は、関連33法令の改訂へと連動します。私たちは、子ども達・教職員そして保護者をさらに不安と恐怖に陥れる、競争と差別による教育への統制支配に歯止めをかけなければなりません。この間の闘いで強め広げた連帯の輪を基軸に、院内外での闘いを再構築していくことが急務です」と提起しました。会場を埋める参加者はもう一度闘う決意を固めつつありました。教育は国づくりの基本です。国づくりの基本は、日教組の努力にかかっています。

続いて連合の高木会長があいさつしました。中心は春闘についてであり、春闘にかける決意が伝わってきました。とりわけ「日本は格差社会の様相を呈しており、働き方、所得の格差、子ども達の将来の希望の格差など深刻化し拡大している。一方で史上最高益を更新し続ける大企業とその影で非定型的労働者として大きな格差の中でしんぎんしている労働者、そうした労働者が全労働者の3分の1を占めるという看過できない事態を招いています」「この格差社会の第一次的責任は政府、経営者である。しかし、労働組合にもそうした事態の到来をとめることができなかったという意味で大きな責任があります」と述べ、春闘に向けての決意を、「反転攻勢」の年にすると強調しました。連合会長が、私たち自らの責任に触れる発言をしたことによって、「格差解消春闘」への決意が伝わってきます。そうしたことを高く評価したい。春闘真っ只中です。

憲法の空洞化を許すな

 通常国会が始まっています。参議院選挙を前にして、民主党、社民党など野党の奮闘が期待されます。焦点は、格差社会への対応であり、私たちにとっては、国民投票法案、米軍再編成関連法案等です。安倍首相は「所信表明演説」でこう述べています。「国民投票法案」は、「今国会での成立を強く期待します」であり、また「在日米軍の再編について」は、「着実に進めてまいります」です。とりわけ国民投票法案については、慎重審議の世論の中で、自公政権側は5月3日までに与党単独でも成立させるとしています。全力で取り組まなければなりません。

また、米軍再編成問題は、国会で予算案審議、関連法審議の中で取り扱われます。憲法の空洞化を許さないとしてきた平和フォーラム・原水禁にとって、正念場の闘いとなります。がんばりあいをしよう。

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