出版物原水禁ニュース
2007.6 

Japan Congress against A- and H-Bombs

原水禁ニュース

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メイド・イン・ジャパンの武器で金もうけ
カット: 橋本 勝 核のキーワード図鑑
6月号表紙イラスト

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戦後62年、沖縄復帰35年─ああ沖縄

沖縄から

報告しなければならないことがたくさんあります。その一部を。沖縄復帰35周年、5月10日に結団式を行い、11日から、30回目の「5・15沖縄平和行進」が始まりました。全国から沖縄へは、約1500人の仲間が参加し、昨年よりは確実に増加しています。「沖縄・辺野古への米軍基地建設・米軍再編成推進、憲法改悪・戦争する国づくりに暴走する」安倍政権になんとしても抗議・抵抗したいとの思いにかられ、全国から多くの仲間が駆けつけました。

11日、12日と平和行進を行い、13日は、国際会議と「嘉手納基地包囲行動」です。「嘉手納包囲行動」は、一部でつながりませんでしたが、15,270人が結集し、「沖縄から基地は出てゆけ、憲法9条の改悪は許さない」とのシュプレヒコールで覆い尽くしました。そうした行動を通して、本土からの参加者は、沖縄の基地の実態、闘いの実態を体験しながら、「沖縄での新基地建設は許さない、米軍再編成は許さない、憲法9条の改悪は許さない」と決意を固めました。

「平和行進」の東コースは、名護市辺野古が出発地点です。日米両国政府が勝手に新基地を建設すると合意し、強行しようとする動きに対して、沖縄の「おじい、おばあ」が「辺野古に米軍基地は作らせない」と1100日を超えて座り込み、多くの支援者・団体が結集し、若者たちが海上にカヌーを出し、海上からの攻撃にも反撃しています。辺野古は沖縄の中でも闘いの最前線です。この地に立ち、すばらしい海を見詰めていると安倍自公政権の動きに自然に怒りがこみあげ、絶対に彼らに負けるものかと決意が固まります。

「オイコラ、非国民」と呼ばれる前に

出発式で、「座り込み」のおじい、おばあを代表して嘉陽宗義さん(84才)が語りました。「皆さん大事なことだからよく聞いてほしい。権力に歯向かい闘う者は、まず警察からオイコラと呼ばれることから始まり、次は「非国民」呼ばわりされ、次はスパイ、そして次は刑務所に放り込まれ、次は戦場へと引っ張って行かれる。そしてあの敗戦です。もうオイコラの段階が始まっている」と、戦前から現在に至る沖縄における体験を通して、「権力による弾圧の歴史」を語りました。若い人にはわかりにくいかとも思われますが、これが戦前「平和、民主主義」を訴えた人々の運命でした。嘉陽さんには、今また「戦前」と同じことが安倍自公政権によって作られようとしているとはっきりと見えているのです。

2007年の現在は、まだ「オイコラ」の段階かも知れませんが、平和・民主主義・労働運動が力でつぶされ、「平和や民主主義」をめざす私たちが「非国民」とレッテルを張られる段階がもう目の前に来ているかもしれません。安倍自公政権の最近の「なりふりかまわぬ右傾化の動き」を見れば、確実に「現在は戦後ではなく、新たな戦前が始まっている」と実感します。

しかし、もうひとつの現実もあります。それは、国民は「戦争」も「新たな戦前の始まり」も「格差社会」も、望みも求めてもいないということです。一部の右翼政治家が国民を誘導しようとしているだけなのです。

 臨時国会で「教育基本法」の改悪を強行した安倍自公政権は、「戦後レジームからの脱却」を掲げ、憲法改悪・戦争する国づくりへ暴走を始めました。国民投票法案、米軍再編成法案、イラク特措法を次々に強行採決しました。私たちは、いつまでも安倍自公政権を許し続けはしません。大衆運動で国会を包囲しよう。参議院選挙で野党の勝利めざしてがんばろう。

(F)  

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