出版物原水禁ニュース
2007.8 

Japan Congress against A- and H-Bombs

原水禁ニュース

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印刷版は平和フォーラムのニュース・ペーパーと合冊になりました。当サイトには原水禁関連部分を掲載。

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核兵器 しょうがないでは なくせない
カット: 橋本 勝 核のキーワード図鑑
8月号表紙イラスト

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ナビ

時代の激動期、必要なのは理想と勇気

民主・リベラル勢力の結集を

今日12日、参議院選挙が告示されました。29日が投票日ですから、本誌が読者の手元に届くころには、参議院選挙の結果が出ていると思います。

私たちは、これ以上「安倍自公政権」に政権を任せ続ければ、「日本が壊れてしまう」という危機感から、民主党を中心とする野党の勝利を熱望していました。私たちの熱望は必ず実現していると確信しています。ただ結果として、野党が参議院で過半数の議席を獲得していてもいなくても、与野党による緊張関係の激化と政局の流動化は、必至だと予測されます。

新しい政治の枠組みが開始されようとする予感がします。それぞれの関係者の「戦争する国づくりへ暴走する安倍自公政権とその枠組み」のぶっ壊しに向けての「理想を掲げての勇気ある行動」を期待したい。私たちもその推移を注目し、政治の場における平和・社会民主主義の勢力の力が強化されることを願い続けたい。そして、私たちが掲げてきた課題が前進することを期待したい。

暑い夏に決意を新たに

戦後62回目の8月が始まりました。8月は、私たちにとって、スケジュールとして、「原水禁世界大会」、「横須賀原子力空母母港化反対集会」、「8・15平和を誓う集会」と続きます。それぞれの取り組みにあの戦争とその後の歴史が深く刻み込まれています。

今年の原水禁世界大会の基調の最初に、被爆の悲惨さを告発する被爆者の正田篠枝さんの短歌が紹介されています。私も今回始めて意識して読みました。広島、長崎の被爆体験については、多くの文学作品が作られていますが、その中でもすばらしい作品です。

ピカッ ドン 一瞬の寂 目をあければ 修羅場と化して 凄惨のうめき

石炭にあらず 黒焦の 人間なり うづとつみあげ トラック過ぎぬ

子と母が 繋ぐ手の指 離れざる 二つの死骸 水槽より出づ

太き骨は 先生ならむ そのそばに 小さきあたまの 骨あつまれり 

(歌集「さんげ」より)

繰り返して読みたい。そして想像力を働かせたい。瞑った目の前に、被爆した広島の情景が浮かび上がると同時に、胸の中に悲しみと怒りが確実に湧き上がってくるはずです。広島で14万人、長崎で7万人が亡くなりました。そしてあの戦争で多くの人々が軍国主義者たちの暴走によって犠牲となりました。戦争犠牲者たちへの思いを平和運動の原点として心に深く刻みたい。

こうした中での久間前防衛大臣の「原爆投下はしょうがない」発言は許されるはずもありません。安倍政権の平和に対する消極的態度と「戦争する国づくり」路線がこうした発言を生み出していると思われます。安倍自公政権に即刻退陣を求めたい。

原水禁世界大会に引き続く8月15日の千鳥ケ淵国立戦没者墓苑での平和を誓う集会で、国内外の戦争犠牲者に思いを馳せながら「平和の決意」をもう一度固めたい。憲法をもう一度確認するためにも、東京だけでなく全国各地での連動した取り組みもお願いしたい。今年の夏は本当に暑い夏です。

今秋から来年にかけて

平和フォーラム・原水禁は今年度の総会で「組織の強化と運動の前進をめざす」という一定の組織整理を行いました。取り組みの柱は多くありますが、主要には、9条護憲と憲法理念の実現、米軍再編成阻止、核軍縮と東北アジアでの非核地帯の確立、戦争責任と戦後補償の確立、プルトニウム利用計画・原発推進路線への対抗、環境や食の安全・安定の確立です。

それぞれの課題とも今秋が正念場の闘いとなることが予測されます。そして闘いを前進させるためには闘う勢力の力量強化も必須です。みんなで力をあわせよう。

(F)  

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