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Gensuikin

2007年01月16日

「終末時計」の針が動く

核兵器による地球壊滅の時を0時として、残り時間を表示する「終末時計」を表紙にかざることでも有名な核問題専門誌「ブレティン・オブ・ジ・アトミック・サイエンティスツ」が、時計の分針を17日に動かすと発表した。

今回針を動かさざるを得ない背景は、世界が「第2の核時代」へ入るのではないかという懸念の増大が大きい。北朝鮮やイランの核開発問題、ロシアのなどの安全管理が不十分な核物質、米国とロシアの核兵器2万5千のうち即時発射態勢にある約2000発の核兵器、テロの増大、気候変動の理由を圧力にした核エネルギー利用増大が核拡散のリスクを高めること、が主な原因に挙げられる。

実際に針を何分進めるのかは、17日にロンドンとワシントンを衛星中継で結んだ催しのなかで世界同時発表する。(アメリカ東部時間9:30、グリニッジ標準時14:30、日本時間23:30)発表の催しには、スティーブン・ホーキング博士など著名な科学者がスピーカーとして参加、ブレティン・オブ・ジ・アトミック・サイエンティスツのサイト上で中継される。(日本時間18日朝8時より公開)

現在の残り時間「7分」は、米国が弾道弾迎撃ミサイル(ABM)制限条約から一方的に脱退、9.11後「核テロ」の危険が現実のものとなった02年2月に決められた。