原水禁ホームへ  
Gensuikinヒバク

2007年10月03日

JCO臨界事故8周年集会が開催される

9月30日、茨城県東海村の石神コミュニティーセンターで、原水禁民会議、原子力資料情報室、茨城平和擁護県民会議、反原発茨城共同行動の4団体主催の「JCO臨界事故8周年集会」が開かれ、全国から約400人が集まりました。

1999年9月30日に起こったJCO臨界事故では、作業中に大量の放射線を浴びた3人の労働者のうち2人が壮絶な死を迎え、さらに600人を超す人々が被曝し、30万人もの屋内退避を招いた事故から8年が過ぎて、事故の風化をさせてはいけないと開催したものです。

集会では、元九州大学理学部教授の白鳥紀一さから、「科学にだまされない方法─原子力の現場におけるモラルの崩壊」と題して講演されました。この間電力業界の1万件を超えるデータ改ざん、事故隠しが相次いで発覚し、志賀原発、福島原発ではJCO事故以前に臨界事故が起きていたことも明らかになっています。このような重大な事故が起き、長いあいだ隠されていたことは、JCO事故の教訓がまったく活かされていないことを物語るもので、今の大きな問題であり、原子力の安全について推進側の科学にだまされないことが重要であると訴えられました。

さらに東海村の大泉昭一さんからは、現在、JCOに対して健康被害賠償訴訟を起こしている裁判への決意と、事故を風化させてはいけないことを訴えられました。

今年7月に起きた中越沖地震で、柏崎刈羽原発が重大な被害を受けたことについて、地元・柏崎地区労の斉藤昭浩さんから、映像を交えて原発や周辺の被害の状況を紹介されました。

最後に集会アピールを採択し、雨の降りしきる中を、東海駅まで、「JCO臨界事故を風化させないぞ」、「東海第2のプルサーマル計画を中止しろ」と、村内をデモ行進しました。