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Gensuikin

2008年05月16日

もんじゅ核燃料輸送

渋谷を通るもんじゅプルトニウム輸送

渋谷を通る
プルトニウム

核爆弾16発分のプルトニウムが混雑する首都高を通って渋谷を走り抜けた!

夕方のラッシュで込み合う人々の頭上を核兵器物質を大量に運ぶという事態も含め、全く非常識なプルトニウム輸送が茨城県東海村から常磐道、首都高をぬけ、福井県敦賀まで東名、名神、北陸道と長距離にわたって繰り広げられた。

日本原子力研究開発機構の東海研究開発センター核燃料サイクル工学研究所を15日午後4時に出発、プルトニウムとウランの混合酸化物燃料集合体 18体は、9個の輸送容器に入れ、輸送車両3台に積まれ、前後にワゴン車と、さらに数台の警察車両がつく。18体の核燃料に含まれるプルトニウム量は127kg以上、およそ16発の核爆弾を作るのに十分な量だ。

これほどの危険物質の輸送に、関係者には交通事故さえも「想定外」なのだろうか? 9.11テロ以降は旅客機が突っ込むリスクさえ考慮すべきだと思われるが、9m落下試験などの「厳しい諸条件下においても、容器の健全性を維持」すると満足している原子力研究開発機構では、高架から落ちるトレーラー事故映像や9mをはるかに超える高架を見ている身を安心させるものが全く無い。(高速増殖原型炉もんじゅの新燃料(初装荷燃料)輸送について [pdf])

渋谷を通るもんじゅプルトニウム輸送2

核爆弾16発分の
プルトニウム

プルトニウムはごく極微量を吸い込んでも肺がんを起こす猛毒物質であることもよく知られている。

夕方首都高を走った輸送車は、7時14分頃渋谷を通過(写真)、一般の車両にまぎれて混雑する首都高3号線を走る。通過する各地では市民による監視、反対行動が行われた。特に早朝に到着した敦賀現地では50人強が、漁協前や高速増殖原型炉・もんじゅ正門前で50人以上で抗議行動をおこなった。

もんじゅへの燃料搬入は95年11月以来だが、今後も燃料搬入が予想される。

  • 写真提供: NO NUKES MORE HEARTS

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