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Gensuikin反戦・平和

2004年01月21日

ピースフル・トゥモローズからロバート・ダウさんを招待

9.11の犠牲者の遺族で作る平和グループ、ピースフル・トゥモローズは、「正義を求める中で意識的に平和な手段を探求することによって、戦争によってもたらされる暴力と復讐の終わりのないサイクルを断つ」ことを目指す団体です。NHKのドキュメンタリー「9・11テロ 戦争反対を訴えた遺族たち」(放送文化基金賞)でもとりあげられました。
原水禁も加盟する平和フォーラムのプロジェクトとして、ピースフル・トゥモローズのロバート・ダウさんを招待します。1.25 日比谷野外音楽堂の「World Peace Now」を始め、イラク派兵中止を求める集会で、札幌、名古屋、京都、大阪など各地で講演します。
参考:
 - ヒバクシャが米国でスピーチ・ツアー(山科さん)
 - 2002年の池田さんのツアー現地の新聞記事から
 - エノラゲイを展示するスミソニアン航空宇宙博物館へヒバクシャが訪米

■紹介と予定

9・11の被害者の家族の団体、ピースフル・トゥモローズ

正式名称: 「ピースフル・トゥモローズ(平和な明日)のための9月11日家族
September 11 Families For Peaceful Tomorrows)」

2002年2月14日に設立、約100家族と、2000人以上のサポーターを抱える。

悲しみを平和のための行動に変えるために結束。テロリズムに対する効果的で非暴力的な解決策を求める。メンバーたちは、テロリズムや戦争で同じような影響を受けた世界各地の市民の窮状に焦点を当てるためにアフガニスタンやイラクにも出かけている。

正義を求める中で意識的に平和な手段を探求することによって、戦争によってもたらされる暴力と復讐の終わりのないサイクルを断つことを目指す。

名称は、マーティン・ルーサー・キング牧師のつぎの言葉から来ている。

「過去は、予言的なかたちで、戦争は平和な明日を彫り刻むための鑿(ノミ)としては不適切だということを示している。
いつか、われわれは、平和は単にわれわれが求める遠い目標ではなく、その目標に至る手段だということを認識しなければならない。
われわれは、平和な手段によって平和な目標を達成しなければならない。
過去の戦争のもたらした数え切れない死者や障害者の悲しみの声に耳を傾けるようになるまでに、われわれは、この先どれだけの期間、恐ろしい戦争ゲームを続けなければならないのか。」



ロバート・ダウさん

ピースフル・トゥモローズのメンバー。
9.11でパートナーのルース・ケトラーが死亡。ケトラーは、第二世界貿易センタービルの94階で勤務していた。
ダウは、マサチューセッツ大学、コモンウェルス・カレッジの学際的なコースで歴史を教えている。NY在住。教えているコースの一つは「戦時アメリカ」。20世紀の文学、映画、歴史を合わせたもの。原子爆弾の世代をこえて長く及ぶ影響を、また、国家間の調和の可能性をアメリカの学生を教えるのに、黒澤明の映画「八月の狂詩曲」を使っている。広島・長崎の被爆者に特に関心を持つ。
1970年から1972年の間、米国海兵隊員だった。1971年に上陸用舟艇で日本に上陸、富士山のふもとで訓練を受けた。53歳。

彼のスピーチ内容について、「人々の相互の理解と、調和に対する希望を含む」だろうとし、以下をその抜粋と考えてほしい、という:

 今日、タリバンの戦士を捜すアメリカのヘリコプターによって、アフガニスタンで11人の民間人が殺されたと報道されました。死んだのは、現実の人々です。民間の人々、村に暮らす人、それぞれの歴史を持ち、愛情や欲望をもった心、また兄弟、姉妹、父、母、配偶者を持って、彼らの魂の中や暮らした村にそれぞれの話や履歴をもっています。
殺された民間人は希望と未来を持っていました、テロとの戦いの名のもとに、かれらは今、呼吸、生命、未来を持っていません。かれらの身体は破壊されました。また、かれらがあとにした愛するものたちは、喪失の悲嘆を受けるでしょう。愛するものが理由もなく死んだことを知ることで、心理上の激痛を受けるでしょう。生存者は泣き、悲しみが非常に大きく、彼らは胸を心臓までひき裂きたいと思うかもしれません、そのために、武器を取りたいかもしれないし、報復のために戦いたいかもしれない。
これがアメリカが戦っているものなのでしょうか。これが米国を解放者とするものですか?
これは私たちを自由と民主主義の担い手にするでしょうか。あるいは、この残虐行為を生き残った人々によって、アメリカ人は、死と、火を呼吸する機械をもった残酷な迫害者と見なされるのでしょうか。



予定
1月25日 World Peace Now日比谷野音 13:00コンサート、ラリー 14:30パレード
1月26日 午後記者会見→集会札幌集会参加 18:00~20:00・会場 KKRホテル札幌5f丹頂
1月27日 名古屋集会参加 18:30~20:00 ・会場 勤労会館小ホール
1月28日 京都集会参加 18:30~ ・会場 パルルプラザ
1月29日 広島訪問、平和資料館等見学 大阪集会参加 18:00~ ・会場 PLP会館
1月30日 帰国


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