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Gensuikinヒバク

2004年06月17日

祝:オスカー・テマルが仏領ポリネシアの新大統領に

タヒチ島を中心とするフランス領ポリネシアの新大統領にオスカー・テマルさんが選ばれました。
ガストン・フロス前大統領は、フランスのシラク大統領とも親しく、モルロアやファンガタウファ環礁でおこなわれた核実験を推進し、20年にわたってポリネシアを支配してきました。95年にフランスが核実験を再開した際には、モルロア環礁で泳ぐパフォーマンスをして見せ、フランスの核実験はクリーンだ、などというプロパガンダをしてきた人物です。

新大統領のオスカー・テマルさんは、長年、核実験反対運動を続け、原水禁大会にも参加し、フランスの核実験被害を訴えて日本の反核運動がポリネシアの核実験被害問題に関わるきっかけの一つをつくりました。非核・独立・太平洋運動の立て役者の一人でもあり、ポリネシア──マオヒの人々のフランスからの独立を求めてきた政党、タビニ・フイラーティラ(ポリネシア解放戦線)の党首、タヒチ第2の都市ファアアの市長でもあります。95年には、核実験再開反対の大運動を組織し、世界の注目する中でミスター・反核実験と呼ばれていました。

ポリネシア議会の議席57の内30票の支持をえて大統領になったわけですが、先月の議会選挙でガストン・フロスの与党が過半数を割った28議席となってから、テマルをリーダーにまとまった「民主主義のための連合」への切り崩し工作があったようです。結果は逆にフロス派がへって、投票をボイコットするという結末になりました。

この間のいきさつは、ABC・オーストラリア・ラジオのニュースに、非核独立太平洋運動の事務局、PCRCで活躍していたニック・マクレランさんがジャーナリストに転身してインタビュー記事(など)を載せています。同サイトでは音声も聞けます。


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