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Gensuikin原子力

2005年01月26日

再処理ウラン試験中止を経産省に申し入れ

経産省前で抗議日本消費者連盟、グリーンピース・ジャパン、原子力資料情報室、ストップ・ザ・もんじゅ東京などの団体と共同でウラン試験を強行する経済産業省への抗議行動を行いました。 夕方6時半から経済産業省別館前に集まった20人ほどが署名集めやチラシまきをしながら横断幕を広げ、道行く人々にアピール。経済産業省/資源エネルギー庁の担当者に抗議文を渡しました。 抗議文を渡す
以下にその申し入れ文をつけておきます。


経済産業大臣
中川 昭一 様

六ヶ所再処理工場ウラン試験の中止と再処理の放棄を求めます

 青森県六ケ所村の再処理工場で実施されているウラン試験が、昨年12月21日に強行されました。私たちは、何ら国民的合意もなく、安全性や経済性などを置き去りして進められているウラン試験やそれに続く再処理工場稼働に向けた動きに対して断固抗議するとともに、ウラン試験の中止を求めるものです。
 再処理工場から作り出されるプルトニウムの使い道はいまだ不透明です。日本は、余剰プルトニウムを持たないという国際公約がありながらすでに40トンを超す莫大な量のプルトニウムを抱えています。その上、六ヶ所再処理工場の稼働は、さらにそれに拍車をかけることとなり、周辺諸国からも危機感と不信感を増幅させるものです。プルトニウム利用の柱となる高速増殖炉は実現の目途もたたず、プルサーマル計画も各地で頓挫しています。このような中でプルトニウムを作り出す意義はすでに失われています。
 また、安全性についても、世論調査では青森県民の8割もが、安全性に対して不安を持っています。これまでの手抜き工事や管理能力の問題などが指摘されるなか、県民はもとより全国の多くの市民が不信と不安を持つのは当然です。それに対して納得いく説明すらなされていないのが現状です。今年に入って1月1日の放射能測定器の故障、14日には、高レベル放射性廃棄物(ガラス固化体)施設の設計のミスなど欠陥工場であることが次々と明るみにでています。  経済性についても、この間明らかにされてきた中で、全量再処理の総コストが43兆円という莫大な費用がかかることが言われています。しかし、あくまで計画通り進むことが前提で、事故や老朽化などのトラブルに見舞われれば、さらに多くのコスト増が予想され、それらがみな国民の負担に回されることも十分予想されます。
 さらに再処理工場の中に断層が走っていることも指摘されています。この数ヶ月間で起こった中越地震やスマトラ沖地震は、阪神淡路の震災に続きあらためて地震の脅威をまざまざと私たちに実感させるものでした。大量の放射能を抱え込む再処理工場が、地震による大事故を起こせば、それは取り返しのつかいない大惨事を引き起こします。
 このような問題を抱えた再処理工場をこのまま運転に突き進むことは、本当の意味で国益や県民益となることとは考えられません。なんらの国民的合意もなく、「国策」の名のもとに一部の推進論者の意見で多額の費用負担や危険を国民に負わすことは、絶対に認めるわけにはいきません。  あらためて私たちは、現在進められている六ヶ所再処理工場のウラン試験の中止と再処理工場の放棄を求めます。

2005年1月26日
再処理とめたい!首都圏市民のつどい
呼びかけ団体:ストップ・ザ・もんじゅ東京(03-5225-7213)/原水禁国民会議(03-5289-8224)/大地を守る会/福島原発老朽化問題を考える会/たんぽぽ舎/日本山妙法寺/日本消費者連盟/ふぇみん/グリーンピース・ジャパン/原子力資料情報室