2005年02月14日
北朝鮮の核兵器保有宣言に対し、即時核廃棄を求める声明
2月10日、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の核兵器保有・6者協議不参加宣言に対して、以下の声明を出しました。
北朝鮮の核兵器保有宣言に対し、即時核廃棄を求める声明
朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)は2月10日、核兵器保有と6者協議不参加を宣言した。この核兵器保有宣言は、ようやく進展するかに思えた多国間の外交努力および、核廃絶を願う世界の人々の思いを踏みにじるものであり、断じて許すことはできない。あらゆる核兵器の開発や実験、配備、使用などを許さない立場で活動してきた私たちは、強く抗議する。
北朝鮮に対しては、彼らの主張通り核兵器を保有しているならば、これを直ちに廃棄し、NPT体制に復帰して国際原子力機関による厳正な核査察と国際的な監視の中で核兵器開発施設の撤去がなされることを求める。
同時に、米国は北朝鮮をこのような危険な瀬戸際政策に追いやる敵視政策と、世界を不安定にする単独行動主義をやめなければならない。
日本政府に対しては、日朝平壌宣言に基づき、国交正常化のために粘り強く外交努力を続けることを要請する。そして、積極的に平和外交のリーダーシップを発揮し、米国、韓国、中国、ロシアなどの各国とあらゆる問題を対話を通じて平和的に解決することを求める。そのためにも、日本の非核三原則を厳正に遵守し、ミサイル防衛(MD)体制構築などの安易な軍費拡張計画や、破綻している核燃料サイクル政策を進めることで国際的に核拡散の恐れを増幅させるプルトニウムなどの核兵器物質を不必要に保持することを慎まなければならない。
私たちは東北アジアに平和を確立するために、6カ国協議の再開をすべての関係国に対して強く希望する。そして多くの懸案課題を平和的に解決することを求める。
NPT再検討会議の開かれる今年、私たちは連合、核禁会議と連帯して核廃絶1000万署名に取り組んでいる。被爆者の長年の悲願である核兵器廃絶を目指し、あらゆる核兵器開発に反対し、今後も運動を強化していく。
以上
2005年2月14日
原水爆禁止日本国民会議
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