2009年09月24日

臨界事故10周年集会開かれる

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flickrサイト臨界事故10周年集会

9月19日、茨城県東海村・文化センターで「問い続けよう!JCO臨界事故」・東海村臨界事故10周年集会が開かれ、茨城県内をはじめ全国から約400人が集まりました。

集会は、当時事故の報道に関わった七沢潔さん、健康被害訴訟原告の大泉昭一さん、東海村村議で脱原発とうかい塾の相沢一正さん、原子力資料情報室の伴英幸さんによるシンポジウムを中心に行われました。

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flickrサイトJCO臨界事故模型

七沢さんから、映像を交えながら、東海村JCO臨界事故とは何だったのか、その本質についてお話がありました。事故以降相次いだ、雪印や不二家、三菱自動車、JR福知山線事故など企業の「安全」崩壊現象の走りであったこと、グローバルな競争時代の経済効率第一主義が「安全」を切り崩してきたことを指摘されました。

大泉さんは、事故の影響でご夫妻ともに体調を崩していることを切々と訴えられました。

相沢さんは、臨界事故以降の村民の意識や風評被害、JCO健康被害裁判などこの10年間の変化について、報告されました。

伴さんは、臨界事故の原因に安全余裕の切り詰めがあったと指摘されました。その後も「維持基準の導入」「定期検査間隔を24ヶ月へ延長」を行うなど、推進側が事故の教訓を活かしていないことを訴えました。

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flickrサイト村内をデモ行進

2名の労働者の犠牲と多数の住民の被曝を引き起こした臨界事故の実態を明らかにし、その重大性を改めて認識させるものとなりました。

その後、JCO事故の教訓を活かし、危険な原子力から放射能の出ないエネルギーへの転換を推進することを求めるアピールを採択し、村内をデモ行進しました。

Posted by kano at 11:32