原発
2003.6

5・11ウラン試験強行阻止全国交流集会
12日に下北半島の施設を視察して

 5月11日、青森市内の青い海公園で、「ウラン試験強行阻止青森県集会」が、地元の反核実行委員会(県原水禁、労組、市民団体などで構成)の主催で開かれ、県内外から900人が集まりました。
 建設中の六ヶ所村の再処理工場で、この6月からウランを用いた試験が予定されています。それが行われれば、再処理工場が放射能で汚染されて、たとえ建設が中断(再処理政策の転換)されても、巨大な核のゴミとして施設が残されます。これを危惧し、「再処理をやめろ、ウラン試験反対!」と訴えました。主催あいさつの後、原水禁国民会議、原子力資料情報室から連帯のあいさつを受け、その後集会アピールを採択し、市内へデモにでました。
 デモ終了後、青森県労働福祉会館に場所を移し、「ウラン試験強行阻止全国交流集会」を、250名の参加で行いました。その中で、原子力資料情報室の西尾漠さんによる「核燃の悲鳴が聞こえる」と題した講演が行われ、核燃料サイクルの破綻により六ヶ所再処理工場そのものの存在意義が無くなっていることが指摘されました。
 その後、プルサーマル問題や東電の事故隠しで原発が停止している福島や新潟からの現地報告、もんじゅ裁判の勝利報告など、各地の取り組み報告がなされました。

  翌日は、地元で中間貯蔵施設建設に反対している稲葉みどりさんの案内で、むつ市関根浜の建設予定地周辺を視察しました。その際、東電側からも建設推進の説明を受けましたが、核燃料サイクル計画そのものが破綻している現状では、「50年後には、必ず使用済み燃料を搬出します」という東電側の約束の言葉が空しく響きました。このままむつ市が、核のゴミ捨て場になるのではないかと感じました。その後、東通村の原発建設現場に足を伸ばし東北電力の東通原発の建設状況を視察し、六ヶ所村の核燃料サイクル施設を見ながら青森市内へもどりました。

(I)