2002.8 〜
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東京電力は原発を全て止めよ!
見逃すな!国・東電などの事故隠し
絵: 橋本勝(原水禁ニュースより)
東京電力は、CMや紙面広告でさかんに原発の安全をうったえて来ましたが、その裏で十数年にわたって事故隠しを続け、記録を改ざんした虚偽の報告をしてきました。8月29日、福島第一,第二、新潟県・柏崎刈羽の三カ所の原発13基で不正が発覚しました。
原子炉内部の重要部分に亀裂や損傷のあるまま、東電は原発を動かし続けています!
経産省、原子力安全・保安院は、内部告発を受けてから2年間何をしてきたのでしょうか?告発者の名前を東電に報告するなど、言語道断です。
危険を知りながら、国策として、これらの原発でプルトニウムを混ぜた燃料を燃やす、より危険な「プルサーマル」計画を進めようとしていました。
原子力政策、保安体制そのものが問われているいま、「維持基準」「事後保全」などの言葉で、国と東電は、定期点検の簡略化など規制を緩めようとしているのです。
◆各地の動き、予定などぜひ gensuikin@jca.apc.org までお知らせください。
これからの予定
欠陥原発動かし2法案に反対する市民と国会議員の11/14緊急全国集会
- 日時:11月14日(木)午後4時半〜5時半
場所: 衆議院第一議員会館第3会議室
主催: 原子力安全規制問題国会プロジェクト
東京電力などの損傷隠しやデータ改ざんをきっかけに、国民の原発不信が高まっているなか、経済産業省原子力安全・保安院は、「電気事業法および、原子炉等規制法を改正する法案」と「独立行政法人原子力安全基盤機構法案」を提出。衆議院経済産業委員会で11月15日から審議を開始、11月20日にも採決させようとしています。
いまだに問題の原発の検査は進まず、ひび割れなど損傷の原因も究明されていない時期の法案提出はいかにも拙速です。
各地で拡がる動き
- 8月29日 原子力資料情報室の声明
- 8月30日 福島県知事、国の原子力政策を批判「2年間何をやってきたのか」
- 8月30日 平山征夫新潟県知事が、柏崎刈羽1号機について、経済産業省原子力安全・保安院の中村進首席統括安全審査官に「原子炉止めてでも国が早急に中を見て安全を確認してほしい」と要請。東電にも定期検査前倒しなどで停止し早期に点検するよう要請。東電、柏崎刈羽1号機を停止へ
- 原発反対3団体が東電に抗議文 (柏崎の北岡逸人さんの東電隠蔽問題のページから)
柏崎原発地元3団体は30日、柏崎刈羽原発で東電と交渉、「東電には原発を動かす能力も信用もない」などと批判。1―7号の全号機の運転を止めて、異常機器の交換を求める南直哉社長あての抗議文を手渡した。
- 30日東電本社前抗議行動 呼びかけ/ストップ・ザ・もんじゅ東京
抗議行動は4時から6時30分まで。参加者はのべ約20人。それぞれ持参の横断幕やプカードを広げ、拡声器でアピール。婦人民主クラブ、原子力資料情報室、ストップ・ザ・もんじゅ東京、などが抗議文を読み上げ、東電の原子力センター課長に手渡した。
- 9月2日 福島県大熊町の町議会がプルサーマル計画「事前了解」を白紙撤回
福島第1原発の地元、福島県大熊町の町議会は、全員協議会でプルサーマル計画に関して町長が出した「事前了解」の白紙撤回を全会一致で決定。
- 9月3日 柏崎市議会、全会派代表合意の抗議
- 9月3日 原子力発電所立地(予定含む)14道県の知事が、第三者を含む調査委員会などによる、東電その他の原子力事業者に厳正調査と情報公開を経済産業省、文部科学省、原子力安全委員会に要望。 要望書
- 9月3日 茨城県・橋本知事 東電と国を批判 原発異常隠し 「背景に効率優先」
- 9月4日 プルサーマル計画に、6首長が「再検討する」。原発などの立地自治体、13道県25市町村の首長を対象にした共同通信のアンケートで
- 9月4日 「東電と共に脱原発をめざす会」主催で午後1時半から10時過ぎまで、約50人が東電本社抗議と交渉。東電の調査員会の顔ぶれなど判明
- 9月5日 東京電力と経済産業省に対して抗議・申し入れ。原水禁、新潟県平和運動センター、福島県平和フォーラム、自治労、原子力資料情報室、日本消費者連盟、日本婦人会議、婦人民主クラブ、社民党の2議員など参加。原子炉の即時停止と総点検、プルサーマル計画からの撤退などを追求。 東京電力は「すべてのデータを公開する」「プルサーマルを断念する」「福島第1原発7,8号基、青森県東通原発1,2号基の新増設を断念する」と回答。
- 9月5日 原子力安全・保安院からのヒアリング 原子力安全規制の確立を求める議員の会
- 9月5日 伊方原発の安全再点検を求める申し入れ 県と四国電力へ、原水禁愛媛など
- 9月6日
柏崎市議会で「プルサーマル計画の中止を求める決議」が可決
- 9月6日 福井県知事も敦賀3・4号機設了解を先送り
栗田幸雄・福井県知事は敦賀市の日本原子力発電敦賀原発3、4号の増設
について「原発に対する県民の不信感が増大する時期に事前了解を出すわけにはいか
ない」と、事前了解手続きを先送りする意思表明。
- 9月7日〜10日 緊急抗議行動:柏崎から六カ所へ使用済み核燃料輸送強行 柏崎刈羽5号基から初めて六カ所へ228体の使用済み核燃料輸送。事故隠し原発から、放射能汚染冷却水漏れの貯蔵プールへ。大湊海岸で緊急抗議行動 MOXは断念をしても、行き場のないプルトニウムや放射性廃棄物をまだ増やすつもりでしょうか?核燃料サイクルを止めよう!
地元からの抗議文
- 9月11日
刈羽刈羽村議会も、プルサーマル計画の事前了解撤回を求める決議を全会一致で可決。品田宏夫村長は12日の県知事、柏崎市長との三者会談を前に「客観的にみて(事前了解の)効力は失われている。決議をふまえ、三者会談で最終的な方向性を示したい」。そのほか、不正疑惑がある2、5号機の即時停止を国、東電に求め、議会もこれまでの対応を反省し、村民に謝罪することも決議。
- 9月12日 「国・東電の事故隠しを許さない緊急集会」とデモ!

主催:国・東電の事故隠し究明実行委員会
三河台公園(地下鉄六本木駅下車3分)に、北海道、新潟、福島、静岡・浜岡など各地から集まった集会では、各地からの活動報告や菊池洋一さん(元GE社員)の話、「国・東電の事故隠し究明実行委員会」発足の報告などが行われた。 集会後、虎ノ門→経済産業省→東電本社前→銀座→水谷橋公園(テアトル西友裏)と、かなりの距離のあるコースをたどったデモは、約500人の参加を得、熱気あるものでした
毎日新聞12日付記事切り抜き
- 原発の嘘と不正体質に抗議する緊急集会 とデモ
福島県双葉郡大熊町 商工会館大ホールで行われた集会は、菊池洋一さん(元GE社員)、上澤千尋さん(原子力資料情報室)の話が中心。約350人が参加した。集会後、大熊町の市街をデモ
主催: 双葉地方平和フォーラム、双葉地方原発反対同盟、社民党双葉支部協議会
東電の動き、言い訳など
- 8月29日 東京電力「当社原子力発電所における点検・補修作業に係わる不適切な取り扱いの調査について」
- 9月2日 福島第二原発2号機で、19時44分、「ダスト放射線モニタ異常」の警報が発生。また、17時49分、「排ガス減衰管入口放射能高」の警報が発生し、排ガス放射線モニタの指示値で放射性物質濃度が異常上昇して緊急停止!
- 9月6日 70年代に通産省検査官が原発異常隠しを指示 証言
元東電幹部が6日、「通産省(当時)の検査官に『配管にひび割れの兆候がある』という報告書を出そうとしたところ、『異常なし』に変えさせられたことがある」と朝日新聞に証言。また、福島第二原発の所長だった97年、3号機のシュラウド(炉心隔壁)にひび割れの疑いがあると報告を受けていた。
- 9月17日 調査報告 不適切な取り扱いが行われた可能性を、東電社内「安全情報申告制度に係る調査委員会」(委員長:副社長 勝俣恒久(かつまた つねひさ)が5月から、「厳正かつ徹底した調査」を行ったというもの。
- 10月25日 東京電力は、福島第一原発1号機の格納容器気密漏洩試験で不正行為があったと、中間報告書で認めました(原子力安全規制問題 国会プロジェクト FAX通信3号の解説へ)
経産省、原子力安全・保安院の発表など
報道関係の特集ページ
東電トラブル隠し(朝日新聞社)
原発損傷隠ぺい(読売新聞社)
東京電力、原発トラブル隠し(日本経済新聞社)
緊急連載「原発信頼破たん」(福島民友新聞社)
東電原発記録改ざん問題 (共同通信)
東電原発 87年から虚偽(YAHOO)
特集「東京電力・不正データ問題」(電気新聞)